診断

筋膜性疼痛症候群(MPS)であるかどうかの診断は、筋膜性疼痛症候群(MPS)の存在自体が日本ではほとんど知られていなく、レントゲン、MRI、血液検査など一般的に行われる検査では目で見える結果として現れないため、一般の医療機関では診断、治療が困難です。

また、同様の理由により、筋膜性疼痛症候群(MPS)が椎間板ヘルニアなど脊椎関係の異常や神経根を圧迫して発生している痛みと間違われる事もあります。

筋膜性疼痛症候群(MPS)であるかどうかを知るためには、筋膜性疼痛症候群の診断、治療を行っている医療機関で診断をしてもらう事が必要です。

押すと痛みが広がる部位(トリガーポイント、発痛点)があるか?

筋膜性疼痛症候群(MPS)では、異常なfasciaの部位に物理的に力を加えると、そこから痛みが広がるような点が見つかります(トリガーポイント、発痛点と呼びます)。

尚、エコーだけで診断することはできません。あくまで問診・痛みを出す動作・エコーによる評価を十分に組み合わせて診断していきます。

その他

筋膜性疼痛症候群(MPS)では、異常なfasciaの部位の血流が悪くなり痛みが発生しますので、痛みが発生している付近に血流の悪さによる、軽い「むくみ」が発生する場合があります。例えば、ふくらはぎに痛みがある場合は、その痛みのあるふくらはぎが軽くむくんでいる場合があります。

また、異常なFasciaは超音波診断装置(エコー)では白い高輝度に映り、同部位は痛みや刺激に敏感に反応し、fascia自体の伸張性や周囲組織との滑走性(すべり)が低下している傾向にあります。

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